海外ではじめて入院することになりました。
いつものごとく、ポカラの宿でネパール版ビスコみたいなお菓子を食べながらごろごろしていると、なんだか妙に身体が熱いことに気がつきました。
しばらくしてくるとだんだん視界がぼやけてきて、お腹が激しく壊れて大洪水。。おでこに卵をわって落とすと目玉焼きが出来そうなくらいの高熱。
これ、やばいやつなんじゃね?
あらかじめ入っておいた海外旅行保険(金子秀人損害生命保険事務所さん経由です、金子さん、本当にお世話になりました)に電話をしたところ、キャッシュレスで受診できる医療機関を探してくださるとのこと。
また折り返しお電話をくださるとのことで、すぐさま対応いただきました。迅速すぎて高熱ながらもめちゃくちゃ感動。
案内してもらった病院は、宿から離れたとても静かなエリアにありました。死ぬ思いでタクシーに乗っていきました。
ここのドクターのグプタ先生が、診察してくれまして
「いやはや、ひどいバクテリア感染を起こしていますね。保険にも入っているようですし、お金の心配はいりませんのですぐさま入院してください。」とのこと。
はい、そのようにいたします。と即入院が決定し病室に運び込まれます。
すぐさまとーっても大きい針で点滴がはじまりました。↓グプタ先生の助手さんです。
というわけで、入院生活スタートです。
ときどき様子をみにきてくれる女性に「何もすることがなくて暇だよ〜〜〜」と訴えると「いまは停電しているけど、電気がきたらテレビも観れるしWi-Fiも使えるよ!」とのことでいっきにテンションが上がります。
しばらく待ってたら、電気キター!!
けだるくテレビをみる図。ただただ、けだるい。
「おなかが空いたらベルで呼んでね。食事メニューが引き出しの中に入っているから。全部タダだからいくらでも食べれるよ」
…ええっ!??!??!??マジ!???嬉死
どれどれ。引き出しの中。メニュー発見!
ミールの中にスープヌードルを発見!!即ベル鳴らして注文。20分くらいしたらスープヌードル持ってきてくれた!!うれし!!!
…これ…ヌードル溶けちゃって姿がない…………笑
しょっちゅう停電になるから、インターネットも使えずテレビもみれず本当に暇なのです。看護師さんがあまりに暇そうにしてる日本人を不憫に思って、ピクチャーブックを持ってきてくれました。
点滴が終わるたびに針を替えないといけなくて、痛くて泣いて助手の人を困らせてしまった。ついにはアレルギー反応が出て、腕が真っ赤に腫れ上がってしまった。
グプタ先生が登場して、助手の人を𠮟責し(?)、針の交換はしないことになりました。助手の人、どうして怒られたんだろう…
それにしてもわたしのここでの楽しみは、頼み放題の食事のみ。
入院生活は約1週間に及びました。毎日、朝と夜にグプタ先生が病室にきて診察にきてくれます。気分はどう?って。
「先生、屋上の景色、観に行ってもいい?」
「もちろん。ヒマラヤが綺麗に見えるよ。思いっきり深呼吸すると良い」
入院生活後半編につづきます。