深センを出発し、二段ベッドのバスに乗って南寧に向かいます。
*前の記事はこちら。
ぐっすり眠っていたところ、乗務員の男性が「ナンニンダオ」と到着を知らせにきてくれました。ナンニンダオ?かわいいかよ。
外はすっかり明るくなっていて、どうやらもうすぐ目的地に着くみたい。それにしても二段ベッドのバスは実に乗り心地がよかった。また乗りたい!
バスを降りるとこんな光景。うむ、なんだか中国の感じに東南アジアっぽさが混ざってきたような気がする。ベトナムはもうすぐそこである!
ところで
この街でもっとも強烈に覚えていることといえば、激ウマな麺料理を食べたこと。南寧の街のすみっこにあった、古い小さな小屋のようなさびれた食堂で食べたヌードルが殺人級に美味しかったのであった。
2食も抜かしていてお腹激ペコだ〜とふらふらさまよっていたとき、ふと目に入った食堂。お客さんは誰もいないし、営業しているのかどうかもよくわからない感じ。中に入ってみると、年配のおじちゃんとおばちゃんがやっていました。
ボロボロな料理の写真がメニューに貼られていて、気になったのでそちらを注文。料理名は「老友(ラオヨウ)」というらしい。
おいしそう!と食べてみたら想像を絶する美味しさに目が回りました。いやほんとに。
少し甘酸っぱくて、トマトベースの麺料理なのかな。こんなに美味しいものが中国にはあるのか、と震撼。麺はきしめんみたいで、少しひらべったい。ツルツル。
この殺人級の美味しさでたったの5元(約70円)。中国が希望とミラクルで満ちあふれている!!日常的に老友を食べられるなら中国に住みたい!!
他にも南寧でなにかしら探索したりアクティビティをしたはずなんだけど、老友のインパクトが絶大すぎて記憶に大きな偏りが…笑
老友以外でしっかりと記憶に残っているのは、駅でベトナム行きの寝台列車のチケットを長蛇の列に並んで購入したこと。ここの窓口では英語が通じました。
まあこの記事で何が言いたかったかと申しますと、とりあえずラオヨウが美味しすぎて、目が回ったでやんす。
ちょっと短いですが、次につづきます!