バラナシへやってきた編でございます。(写真は掲載許可一応とってあります)
*前回までのお話はこちら。
バラナシでの日々はわりと穏やかで、滞在中の過ごし方はなんとなくルーティン化してきました。
その内容はというと、
まず目が覚めたら顔をバシャバシャと洗い、近所のチャイ屋さんに行きます。
一杯5ルピー(約8円)のチャイを飲みます。熱々甘々でもう幸せいっぱい。
インド人に混じってチャイを飲み終えると、ガンジス川のほうに向かって道をくだって歩いていきまして、
(ときどき牛さんの大群とすれ違ったりします。)
ガンジス川を眺めて「ああ、今日もこの川は森羅万象、いろんなものを含みながら流れてるな。」と心穏やかになるわけです。
沐浴、わたしは肩まで浸かる勇気はないなあ…なんて思いながら。
そしてここに座ってまる1日ぼーっとしているわけです。
そうしているといろいろな出来事があります。
同じ宿に韓国人の男の子が泊まっていて、「あ〜もろきち、こんなとこにいたんだ」と隣に腰をかけ、あーでもないこーでもないと雑談をしていたら
ピカッ
と視界の隅の方でフラッシュ?のようなものが光った気がして。
その方を振り向いたら、インド人がわたしたちの写真を撮っている。やましいことでもあるのか、カメラをその場でサッと隠す。下の写真の黄色い丸のおじさん。
「なになになに〜〜〜〜〜?!?!?!なんでいまカメラ隠したの〜〜〜!?」と突撃してみた。
おじさん「え、なんも撮ってないしなにも知らないけど」
おじさん「だから何も知らないって、しつこいぞコラ」
「…ニカッ」
なんて会話をしていたら仲良くなってしまって、ついにカメラを見せてくれた。
しっかり撮ってるじゃねーかよ。笑
なんてやっていたら、いきなり関西弁で「今日うちんちでな、ビールパーティあんねんけど、けーへん?」と話しかけてくる知らないインド人たち。
きみらだれやねん。
「おれな、携帯の待ち受け、自分にしてんねん、ええやろ」って言って携帯を見せてくる。
なんでなん。
もう加工がすごすぎて、いろいろあれだし、そもそもきみ、だれなん?
このようなキテレツなことが頻繁にあって、バラナシでの日々は穏やかなようで、とても濃厚でございます。
でも、わたしとってもインディアすきよ。
粛々と、次の記事につづきます。