*前回までのお話はこちら
のびきっていたバラナシでの滞在でございましたが、バラナシよりさらに西へ行ったところに、世界遺産タージマハルで有名な【アグラ】という街があります。
タージマハルといえば、みなさま世界史の授業で必ず耳にするであろう、いまから400年程前にインドの昔の帝国、ムガル帝国の王様シャー・ジャハーンさんが愛する奥様のために作ったお墓でございます。
左右シンメトリーでそれはそれは美しい大理石の霊廟なのですが、これが完成するのに22年かかり、その費用のために国が財政破綻しそうになったんだとか…
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夕焼けに染まるガンジス川に別れを告げて、アグラへ向かう列車にのります。アグラまでの乗車時間は約12時間ほど。翌日の早朝にはアグラに到着予定です。
深夜、寝台列車にある小窓から満天にかがやく星空をみて、わくわくする気持ちを抑えながらウトウトします。
ついた!!
トゥクトゥクにのって、地球の歩き方に乗っていた宿を探します。その途中、朝のもやの向こうにタージマハルが幻想的にぼんわりと見えたのです。アラジンの世界みたい。
下の写真、少し分かりにくいかもですが、中央から少し右の位置にぼんやりタージマハルが写っています。
途中ラクダさんが道路を歩いていてびっくりしたでござる。
トゥクトゥクのおじさんがぼったくってこようとするので、いやーもう勘弁してよ。。。。。。
ひとまず宿について、チェックイン。早速ベッドに身を放り投げて、気がついたら2時間程寝ておりました。顔をばしゃばしゃ洗って、屋上にあるカフェでラッシーをいただきます。良い眺め!あんどラッシーうま!
それでは…タージマハルに行ってみよう!!!
宿から歩いて10分くらいでタージマハルに着けます。タージマハル周辺は観光地になっていて、お土産屋さんや屋台などでにぎわっています。
タージマハルに到着すると入場料金について看板があり、そこに書かれていること。
【タージマハルの入場料金】
インド人:20ルピー(約36円)
外国人:750ルピー(約1350円)
えっ(笑)
外国人料金=インド人料金の37.5倍。
そうですか…まあオフィシャルにそういうことになってるなら仕方ないですね…いや、37.5倍はすごいっすね(苦笑)わたしのアグラでの宿代2日分くらいですね…ははは…
場内はすでに観光客でいっぱい!それにしても本当綺麗なお墓です。これだけ美しいと世界遺産にもなるよね。
内部にも入り見学することが出来たのですが、写真は撮っていないです。
その光景に恍惚としていた最中。
タージマハル内で写真を撮ってあげるよと声をかけてきた近所の写真屋さんインド人がいて、なんか本格的な写真を1枚100ルピーで現像してくれるとか言うから、写真屋さんに一緒に行ったら、急にインドの【カジュラホ】の写真を見せながらその話をしだして、【きみはどんなことがしたい?ニタァ】とか言ってきたから、気持ち悪くてゾゾゾゾゾッッてなってお店を出ました。セクハラも良いところよ、っんとに。
*カジュラホについてはgoogleで検索してみてくださいな。
まったくもう。インディア。
ひとまずここで一旦きります、次の記事につづきます!