タージマハルを拝み、次はインドが首都デリーへやってきました。
*前回までのお話はこちら。
アグラからは電車で3時間ほどで移動できます。結構近いね!
デリーに到着後は、この街で有名な安宿街「パハールガンジ」へ向かって参ります。
世界中のバックパッカーたちがこの安宿街に集まり、多くの人々でにぎわっております。
はてしない。超暑い。季節は夏?気温は4月の中旬、気温は35〜40度ほど。いや、もっと暑かったかも。あまりに暑すぎて、ぼんやりとしか覚えていないです。。。
デリーでは、コルカタで出来た友達に会おうとしていたのだけれど、結局会えず。なんだか悶々と鬱々とした気持ち。
アスファルトが歪んで見えるようなそれはそれは暑いある日、荒んだ気持ちでパハールガンジを歩いていると、スキンヘッドのおじさんが「カシミールツアーへ行かないか?」と声をかけてきた。超絶怪しいぞ、おじさん。。。
詳細は旅行代理店でお茶でも飲みながら!!是非!!!!!と押しがめちゃくちゃ強かったので、勢いに負けて代理店に行って話を聞いてみることに。
代理店には、いままでツアーに参加した外国人のお客さんから寄せられた絵はがきなどがたくさん飾ってあり、素敵な感じ。「へ〜、結構いいじゃん!」と目を通してみる。
カシミール地方ってこんなところ。後から実際に撮った写真。
店内に飾ってある、カシミールの和やかな写真も魅力的でした。水上ホテルのようなハウスボートも素敵。
「交通費、1ヶ月滞在・3食の食事と宿つき、もちろんチャイも飲み放題で80000ルピーだよ〜〜!!破格だよ〜〜〜!」とスキンヘッドのおじさん。
80000ルピー?約15万円?高すぎじゃね?
「カシミール行ってみたいけど、ちょっと高すぎ。安くしてくれるなら考えるけどね。。。」と日本人女子。
以下、スキンヘッドのおじさん→ス、日本人女子→日。
ス「それなら77000ルピーでどうだ!」
日「たかすぎ。」
ス「75000ルピー!!」
日「たかすぎ。」
ス「それなら本当に破格で71000ルピー!」
日「たかすぎ。」
ス「本当にラストプライス、69000ルピー!」
日「うーん。高いなあ。」
ス「君、このツアー乗っかる気あるの?」
日「もう少し安ければね…」
ス「それなら65000ルピー!もう下がらないよ」
日「うーん。惜しいな…60000ルピーなら行くかも」
ス「わかったよ、60000ルピーで良いよ(半ギレ)」
もしかしたら、60000ルピーでもぼったくられているのかも?しれないけど
交通費込みで1ヶ月3食と宿がついてチャイもついて、約10万円なのであれば、結構いいかもと思ったのでした。
やさぐれた心にオアシスがほしかった。行くことにしよう。
*2019年9月現在は、カシミール地方は情勢がとても不安定で、外務省の出す渡航危険レベルが非常に高くなっているようです。渡航は情勢が落ち着くまで延期されることをおすすめします…
次に続きます。