*前回までのお話はこちら。
ビルガンジに到着し、死んだように眠ったあと、お昼前に目をさまして街を散策にいきます。
とは言っても、歩いても歩いても見えるのは蜃気楼がゆらゆら揺れる道路がずーっと続く光景。とんでもない日射しと気温。あつくてあつくて脳みそが煮えそうである。
途中でなんとなく撮ってみた写真でっす。
ギラつきすぎな日射しを避けるためにショールをかぶって歩いていたら、警察官のおじさん2人と目があい、「止まりなさい、こっちに来なさい」と言われる。
2人ともライフルを肩から下げてる。でも私何も悪いことしてない。
おずおず2人のもとへ行くと、「パスポートを見せなさい」と。
すっ…と日本国のパスポートを差し出すと、「なーんだジャパニーか!!!!!!なになにこれからインドでも行くの??まあいいからいいからこっち座ってチャイ飲んでほらここ座ってほら!!(近くのチャイ屋さんに向かって大声で)おやじ!チャイ3つよろしく!あとビスケットもよろしく!」
ってことでちゃっかりチャイ屋さんのご主人・警察官のおじさん2名・わたしの4人でお茶をして世間話でガハガハ笑ったりしていたら、あたりの人が8人ほど集まってきて、結構な規模の座談会みたいになったのが驚き。笑
なんだ!!!!ビルガンジすごいええ感じやん!!!(*´ω`*)
しばらくして、じゃあ行くね!と別れを告げてまた歩き出します。
1時間ほど歩くと、ようやく街らしきものが見えてきた。
と思っていたら「外国人だ!外国人だ!」とこどもたちが寄ってきて、その中の最年長の16歳の青年が「ぼくの学校を案内してあげるよ!」と街の学校に連れて行ってくれた。
学校を見せてもらった後、「ひとりで帰れるよね?もときた道を辿ればホテルに帰れると思うよ!」と言って青年は風のごとくいなくなってしまった。
その後はホテルにのんびり帰り、でもなんだかすごく心がざわざわしていたのでご飯も食べずにはやい時間から就寝。
朝4時には起きて、国境を超えるぞ。いよいよインドに入国です。
次の記事につづきます。