トルコにやって来て気がついたことは、この国のローカル交通ネットワークはおもに長距離バスによって網羅されているのだ、ということ。トルコ人は、遠出をするとなるとほとんどの場合、この交通手段を使うのだそう。
そんなトルコの長距離バス。乗ってみるとラグジュアリー感にあふれており、快適で乗り心地が良いのです。
というのも要点は以下のような感じです。
粛々と詳細に触れていきたいと思います。
バスアテンダントの存在
トルコの長距離バスには、蝶ネクタイをしてドレスアップしたバスアテンダントさんが乗車しています。トルコ語で「オトビュスマン」と呼ばれています。(オトビュスはバスという意味でauto bus?的な?)
彼らはまるでフライトアテンダントのように、華麗かつしなやかに乗客へ各種サービスを施してくれるのです。なお、バスアテンダントさんは男性しか見かけませんでしたが女性のオトビュスマンが存在するのかどうかはちょっと謎です…
食事とはいかないまでも軽食が出る
フライトは、LCCに搭乗する場合を除いて機内食が出るのが一般的ですが、トルコの長距離バスに乗ると軽食が出ます。この軽食代はバス料金に含まれているようで特に追加でお金を払う必要はありません。
軽食の内容はさまざまで、写真のようにサンドイッチが配られることもあれば、ブレッドやチョコレート、ビスケット、ドライフルーツなどバス会社によって異なってきます。飲み物はだいたい、アップルジュースかオレンジジュースですね。
座席シートはモニター付き仕様!
フライトの場合、特に国際線に乗る場合はシートにモニターがついていて、エンターテインメントを楽しむことができますね。
トルコのバス座席シートにもモニターがついています。人気のテレビ番組やトルコの人気映画、音楽を楽しむことができるようです。しかしながらすべてトルコ語のみになりますので外国人はあまり楽しめないかも。
Wi-Fiおよびコンセントが完備されているバスがほとんどなので、iPadやスマホなどで動画を観て過ごすのもアリかもしれません。
とにかく車内がゴージャス
バスの車内は内装がシックで重厚感漂うものが多いです。バスによってはシャンデリアが内装に施されていたり、真っ赤なカーペットが通路に敷かれていたりすることもあります。
他の国の高速バスに比べて、車幅(バスの横幅)も少し広いような気がしました。シートもゆったりしているので、身体もそれほど疲れずに済みます。
まとめ
快適でハイクオリティな乗車を体験できるトルコの長距離バス。一度乗ると乗り心地の良さにの良さに病みつきになるかも!トルコ国内を移動する際には、長距離バスの利用を検討してみてはいかがでしょうか。